栃木プロレス　定期戦『DREAm5』

3月25日（金）

宇都宮オリオンスクエア

第1試合シングルマッチ15分1本勝負

◯馬場拓海(10分12秒　BB BOME→エビ固め)リルクラーケン✕

栃木プロレス初参戦のリルクラーケン。

風貌はスパイダーマンのような赤と黒のコントラスト。

試合早々、スピーディー&トリッキーな動きに馬場は面喰らうも、ならば！とヘットシザースホイップで返し、手の内を伺う。

体格的にもjrヘビー級同士、パワーというよりハイスピードな展開がシーソーゲームで繰り広げられるも、1発の説得力で馬場が勝利。

試合後は両者讃えあい。惜しみない拍手が送られた。

馬場コメント

「初遭遇でどういう相手かよくわかってなかったイカちゃんだけど、最高に熱い試合ができたと思う。

この人とまたトチプロのリングで戦っていきたいと思いました！そして決まったぜBB BOMB！最高だね！BB」

リルクラーケンコメント

「お疲れ様。はじめまして栃木プロレス・・

ワタシが長らくアジトを構える宇都宮市で試合ができて感無量ﾃﾞｽ

ただ、BBｻﾝよ　

これで終わりと思ふな?? 果てまで追いかけてやるからな覚悟してﾈ

ということで、今日はお声がけいただき誠にありがとうございました」

第2試合シングルマッチ15分1本勝負

〇綾部蓮(12分19秒ツームストンパイルドライバー→体固め)永尾颯樹×

同じく栃木プロレス初参戦の綾部蓮選手。

一見の多い栃木プロレスファン。初めて見る規格外の大きさに、入場と共にどよめきが起こる。

相手は同門ホットジャパン永尾颯樹。

全日本プロレス・石川修司選手との大巨人タッグで自信を付けたか、まさに「ダイナミック！」そのもの！！

しかし相手の永尾颯樹も『Mrアイデンティティ』のネームよろしく、綾部の首根っこを掴み得意のエルボーで崩しにかかる！

ビックブーツ、ジャイアントロケット(ドロップキック)など次々と破壊力抜群な攻撃を繰り広げる綾部、粘る永尾。

そんな永尾の勢いを止めたのは「ダイナミック・ジャイアント・ロケット(ミサイルキック)‼️」

あまりの迫力に会場が揺れる。

それさえもギリギリ返した永尾！

最後はツームストン葬。栃木プロレスにその名を刻んだ

永尾コメント

「同じホットジャパンの綾部くんとの熱い試合を栃木の皆さんにお届けできたと思います。

負けたのは悔しいけど次にやるときは必ず勝ってみせます。」

綾部コメント

「お疲れ様です。本日初めて栃木プロレスさんに参戦させていただきました。

屋外での試合ということもあり開放感もあってお客さんの雰囲気も良くて、試合していてすごく楽しかったです。

対戦した永尾選手とは、またバチバチ闘いたいなと思いました。

ぜひまた栃木プロレスさん、参戦したいです。」

第3試合シングルマッチ15分1本勝負

佐藤嗣崇（15分00秒時間切れ引き分け松永準也

CHONOキャンプZERO1の前哨戦とも言うべきBブロックの直接対決。

前回の大会で栃木にベルトを持ってくると宣言した松永。

『有言実行』で、チャンピオンとして凱旋した。

迎え撃つ佐藤はZERO1入団後、増量に成功し体の厚みが増し、そのパワーで攻め込む。

しかし、松永もチャンピオンの意地で跳ね返す！

最後、殺人ラリアット連発のあとに、松永にラスト1分に逆エビ固めを掛けた佐藤。

万力のように！そしてシャチホコのように！エビ反るも松永はタップせず、ここでタイムアウト。

今回のリーグの15分1本という時間がキーポイントとなる事が分かった。

佐藤コメント

「逆エビ固めにこだわりすぎて、引き分けになってしまいました。まあチャンピオンとしての頑張りが見えました。」

松永コメント

「次の定期戦はメインで試合できるように、栃木で練習していきます。」

メインイベント

○北村翔基&井坂レオ(20分01秒ジャーマンスープレックスホールド)太嘉文&日力源太✕

前回の初タッグでまさかの敗戦を喫した北村&井坂の友情タッグ！

対するは北村、井坂を破った太嘉文。

先ほどの松永と同じく『有言実行)』でインターコンチネンタルタッグのベルトを肩に掛け、栃木プロレス初のベルトを献上した。

4人の『負けるか！』の、意地のぶつかり合いは、リング上そして場外と場所を変えながら繰り広げられた！

その中でも、一際目立ったのが日力。

捕まるシーンが長いが、意地で返し、そして、得意の空中殺法で勝路を見出そうと食らいついていく！

終盤北村の猛攻に耐えに耐えた日力。『お前が決めろ！』と言わんばかりに太嘉文が北村、井坂を分断。

その思いに応えるかの如く、北村を追い込む日力！

誰もが日力の初勝利を期待したその瞬間‼️

上手に真上に投げられた日力をキャッチからのジャーマンという一瞬の猛攻でフィニッシュ！

あまりにも一瞬の出来事に満員の観客も言葉を失った。

太嘉文コメント

「蔓延防止が解けたところで自分達は練習して試合をして、いつもと変わらない、でも特別な日々を過ごしている。

今日のお客さんの入りで満足はしていない。

オリオンスクエア大会、もっともっと多くの人に俺たちのプロレスを見てほしい。」

日力コメント

「なかなか勝利することができないけど諦めずまた頑張ります。」

北村コメント

『赤と青のタッグチーム(仮)…初勝利しました！

タッグベルト挑戦の前に3月27日から開催されるCHONOキャンプを優勝する事

レスラーである以上ベルトという大きな目標を掲げて突っ走っていきます！

レオ様今日はありがとう！』

井坂　コメント

「3月定期戦ありがとうございました！北村さんとのタッグでまずは結果を残せて一安心です！

チャンピオンからチャンスもいただけたし。

これから栃木といったら北村井坂がいる！と言わせるくらい盛り上げていきたいです！

でも、信頼してるパートナーですが、ライバルです

お互い同じブロックでリーグ戦にでます

そして、4/30オリオンスクエアで北村さんと再びシングルが決定してます

タッグも大事

でも一人のレスラーです

パートナーであり、ライバルだからこそ、負けたくない

ここは僕が勝ちます

リーグ戦優勝という結果を持ち帰ります！」