「押忍PREMIUM SHOW」会見コメント
「押忍PREMIUM SHOW」について、神長会長、大谷選手、田中選手、工藤GM、CIMA選手がコメントを出しました。
CIMA選手はリモートでの参加になります。
神長会長「まずは押忍PREMIUMイベントの方について紹介させていただきます。もともと『押忍プラットフォーム』というシステムを
開発したのですが、スポーツチームなどをフォローアップして活性化をさせていきたいという思いが元にあって開発されたものでござい
ます。開発自体はまだまだ絶賛開発中ではあるのですが、イベント企画の方が先に煮詰まりまして、12月26日をプレイベントとして
開催することができるようになりましたので、その辺りについてご案内させていただければと思います。
最後にご協力いただいたスーパーレジェンドのみなさん、関係者のみなさまに深く感謝を申し上げて、ご挨拶とさせていただきます」
総合エンターテイメント「押忍PREMIUM SHOW」とは?
・プロレス黄金時代の国内外レジェンドの招集
・各プロレス団体のスター選手の出場
・ここでしか見ることの出来ないマッチメイク
・ショーアップされた演出と豪華ゲスト
・VIP BOXシート(テーブルソファー席、ドリンクサービス、VIP特典)
今企画へ賛同者して頂いた選手は以下。(順不同、敬称略)
<男子レジェンド選手>
・天龍源一郎・長州力・藤波辰爾
・前田日明・藤原喜明・ザ・グレート・カブキ
・曙・越中詩郎・菊池毅
<女子レジェンド選手>
・ジャガー横田・ライオネス飛鳥・ダンプ松本
・ジャンボ堀・大森ゆかり・小倉由美
・永堀一恵・工藤めぐみ・府川唯未
・コンバット豊田・シャーク土屋・クラッシャー前泊
・堀田祐美子・中山香里・キューティー鈴木
・風間ルミ・白鳥智香子・チャパリータASARI
・大向美智子・玉田りえ
<海外レジェンド選手>
・スタン・ハンセン・ドリー・ファンクJr・テリー・ファンク
・アブドーラ・ザ・ブッチャー・リック・マーテル・エル・カネック
<現役選手>
・大谷晋二郎・田中将斗・関本大介
・CIMA・T-Hawk・エル・リンダマン
・田村ハヤト・アジャコング・Sareee
工藤GM(PREMIUM企画女子担当)「今回このPREMIUM企画に関しまして、私は女子の方を主に担当させていただいたのですが、
正直お声がけさせていただく前は、声をかけても半分の方にも了解を得られないのではないかと思いながら、それでも希望をもって
交渉をさせていただきました。そうしたら何十年ぶりかにお話をする先輩方もいらっしゃいました。他団体の方もいらっしゃいました。
どの選手もですね、みんな快い返事をいただきました。このご時世の中で外出するのが怖いとか、そういった気持もあったかと
思うんですが、それでも皆さん第一声が『元気にしてますか、コロナ大丈夫ですか?』と近況を案じて優しい言葉をかけてくれました。
そして今回の企画の詳細をお話ししましたところ、みなさん二つ返事でお受けしてくださって。私はその気持ちにスゴく、本当に心を打
たれて。最初にこのカードを決めたときには、PREMIUMということで、まず自分が見てみたい、お客さんが見てみたい、
そういったものをベースに、ネームバリューのあるPREMIUMにふさわしい選手をと思っていたんですが、実際にみなさんとお話させて
いただいてもらってすごく感じたことは、決してこれはネームバリューで選んだ人選ではなくて、温かさや強さを兼ね備えた、
『ハートがPREMIUMな選手』が今回の大会に参加してくれたんじゃないかと思います。
みなさまのこういう気持ちを、私もぜひリングの上で私自身も参加して、この空間をPREMIUMにしたいな、そういう仲間に加わりたい
なと思いまして。以前からシャーク土屋選手の方からも『勝ち逃げは許さないぞ』ということで、まだ決着はついてないという言葉を
いただいておりました。シャーク選手も病気が重なりまして、試練の道を歩んでおります。でも決して後ろを向くことなく、
前へ前へと進んでいる生き方を見ていると、今闘わなくていつ闘うんだという気持ちになりました。
ただ、私もあくまで現役復帰はないという自分のポリシーがありますので、そこは貫きます。あくまでも『PREMIUMパフォーマンス』
ということで、このリングに立たせていただきます。ですが、以前の空間を再現したいと思っているので、コスチュームやそういった
ものは着用させていただいて、リングに上って当時をパフォーマンスで再現できればという形で考えております。
この他にもですね、風間ルミ選手、キューティー鈴木選手のパフォーマンス、ダンプ選手&ブル中野選手vsジャンボ堀&大森ゆかり選手
のパフォーマンス。この3組とも色が違うパフォーマンスになりますので、どのようなパフォーマンスになるかは追って発表させて
いただきますが、レジェンドの皆様、そして現在と未来を作っていけるリングを表現したいと思います。
そして今回賛同していただいたみなさまには本当に深く感謝しております。ぜひ成功したいと思いますので、会場に足を運んで
いただいて、当時でもこれからでも結構です。PREMIUMな空間をぜひひとりひとり感じていただければと思います」
続いてZERO1 BASE「夢の対戦カード」を闘う、大谷、田中、CIMAがそれぞれコメントを出しました。
大谷「今説明があった通り、押忍PREMIUMが始動します。どうですかみなさん、ワクワクしないですか!? 僕もこのメンバーを見て、
日本のレジェンド、海外のレジェンドを見て、ワクワクするんですね。ボクもプロレスラーである以上にプロレスファンですから。
このメンバー、特に外国人選手の顔ぶれを見ると、1人1時間は目をつぶって考え事ができるし、プロレス体験ができる。
僕はそれほどのプロレスファンだったので。
そのファンのときにボクがどう思ってたか、プロレスに何を夢を見ていたか。今思い返すとドンドン出てくるんですよ。
あの選手と相対してみたいとか、あの選手と組んでみたいとか。ワクワクする夢がたくさんあるんですね。そういった夢をこの押忍
PREMIUMは実現できるんだと、僕はそう思うんです。
メンバーの中には引退をされた方も当然おられます。引退した方には『試合をして下さい』と言うわけではないです。
僕の勝手なイメージですけど、レジェンドと言われる方がコスチュームを着て、入場テーマに乗ってリングに上ってくる。
それだけでもワクワクしますよね。そういった、みんなが見れないだろうけど、見たかったなという夢が実現できるのが、
この押忍PREMIUMなんですね。
ドリー・ファンクJr、テリー・ファンク、この連なる名前にワクワクせずにはいられないですよね。当然ボクも闘ったことがない人
ばっかりですけど、もしかしたらそのシチュエーションを作ることができる。ボクにできること、プロレスラー大谷晋二郎にできる
こと、全力で取り組んで、この押忍PREMIUM。みなさんの夢が叶う舞台になるように、一生懸命頑張らせていただきます。
その押忍PREMIUMのプレ旗揚げとして、26日ですよね。炎武連夢が復活ということになりましたけど、これは正直ボクもこのカードが
決まって、考えてみたんですね。『いつだったっけ、田中と最後に組んだの?』と。これね、いい意味でも悪い意味でも思い出せない
んですよ。とくにこういった久しぶりのチームに関しては『チームワークはどうですか?』『意思の疎通はどうですか?』みたいな
質問が出ると思いますけど、まあボクと田中に限ってはそれは不問ですね。
何を隠そう、炎武連夢でずっと闘ったあの時代。毎日のように組んでいろんな相手と闘ってましたよ。それから、炎武連夢を離れて闘う
ようになった。でも今だから明かしましょう。炎武連夢で闘ってたとき、あの時代に、出してなかった炎武連夢のチームプレイ、
実はあと7つあります! その7つがこの試合で出るかどうかはわからないですよ? 当然その7つ、田中選手わかってるはずですから。
夢あふれる最高の、ワクワクするプロレスを必ずお見せいたします。ご来場よろしくお願いします」
田中「本当に炎武連夢久々ですけども、僕の記憶の中では4年くらい前の靖国大会が最後かなと思いますけど、それ以降は
大谷&田中&高岩というチームが2年くらい前にあったかな? それ以来かと思うんですね。横に大谷晋二郎がいるというのは。
ホントにこのPREMIUMというものがなければ、こういう機会もなかったし、ホントに炎武連夢にはまだ見せてない7つの技が
あるので、やっぱそれを日本を代表するCIMA選手、僕が日本でこの人が一番の選手じゃないかと思う関本大介選手。
この2人にその7つの内の、最高のあの技を出せればいいよね?」
大谷「でも、アレはちょっと難しいかも知れない(苦笑)」
田中「まあ、あの技をちょっと狙っていきたいなと思います。PREMIUMの大会にふさわしい、カード、メンバーが揃ってると思うの
で、ぜひ楽しみにして下さい」
CIMA「(リモート参加で)押忍! 今日は僕は大阪在住ですので、大阪からリモートという形で参加させていただきます。
まず、大谷さん。僕は大谷さんに負けないくらいのプロレスファンでしたから。工藤GMを追いかけて、かれこれ三十数年前ですかね。
大阪の臨海スポーツセンターまで追いかけるということもしてましたので。こういったレジェンドの人が集まるという企画もものすごく
楽しみですし、そのときは田中さんも若手でグラジエーターとかとバンバンされてた頃だと思いますので。
炎武連夢が押忍PREMIUMで復活するっていうんだったら、僕は喜んでそのリングに上がらせていただきたいと思ってますし、
さきほどお聞きしたらまだ7つ合体技が残っているということでしたが、僕が聞いてる情報では『8つある』と聞いていたんで(ニヤリ)」
大谷「知ってたか!」
CIMA「CIMA、関本が7つすべてを受け切って、炎武連夢の8つ目を必ず出してもらって、その上で僕たちが炎武連夢を上回りますの
で。押忍PREMIUM、メチャクチャ楽しみにしております。押忍!」
ーZERO1の新しいブランドになるのか? ダイコーの新事業になるのか?ー
神長会長「ダイコーホールディングスが開発する押忍プラットフォームの企画になりますので、ダイコーホールディングスが開催すると
いう形になるんですけど、運営を子会社のダイコーZERO1がおこなうという形で考えていただいて結構だと思います。
ーZERO1 BASEとの違いは?ー
ZERO1 BASEと押忍プラットフォームの違いは、基本的にほとんどございません。仮想通貨やスマートコントラクト、ITの技術を
開発中ですけど、それをZERO1ベースに盛り込んでいって。イベント開催権、人気投票権、ドリームマッチの権利といったものを
電子上で契約して、コミュニティをファンの皆さんに作っていただいて、我々ダイコーZERO1が大日本プロレスさん、
#STRONGHEARTSさんといった方たちにも流用していただいて。逆に団体同士のファンの人たちが、ファンコミュニケーションを取れ
るような形にしていきたいと思っています。なので、ZERO1 BASEは押忍プラットフォームの本当の根本的なベースだと考えて
いただければいいと思いますので、これから先はサービスがひとつずつ付加されていくと思っていただければと思います。
ーZERO1BASEのより大きなバージョン?ー
おっしゃる通りです」
ーぜひやってみたいレジェンドは?ー
大谷「これは勝手なボクの希望というか、夢ですけど、実現のために動くとかじゃなく『誰と闘ってみたいか?』という質問を
プロレス生活でずっと言われ続けてきて、やっぱりアントニオ猪木さんという名前は外せないですよね。ボクの若かったときからの
夢を、もしかしたら近づけることができるシステムだと思うんですよね。憧れだった人と向かい合ったときの感覚って、武者震い
というか。初代タイガーマスクの佐山さんとも一度リアルジャパン旗揚げ戦でシングルマッチをしたときに、今まで感じたことのない
感覚になったんですよね。目の前に初代タイガーマスクがいたんですよ。なんかフワフワしてる感じ。そういった夢あふれるリング
になるんじゃないかと思いますね。でも、ボクがパッと思いつくのは猪木さんですね」
田中「このメンバー見て、僕がFMWの若手だった頃にテリーさんと何回か試合させてもらって。その後、『ECWワン・ナイト
・スタンド』のときにテリーさんと一緒になって、ご飯を食べる機会があったんですけど、初めて電流爆破のリングに上ったときに
対戦したのがポーゴさんとテリーさんだったので。それから何度か通常の試合では当たってるんですけど、まだホントにヤング・ボーイ
と言われてもおかしくなかった時代から、いろんな団体を渡ってベテランとそう呼ばれる年代になりましたけど、本当に今成長した田中
将斗を見せたいというか。対面のコーナーに立ってみて、僕がテリーさんにどう感じるのか、テリーさんがどう僕を感じてくれるのか、
そういう感じ方をリング上でしてみたいというのはあります」
CIMA「試合をするということとは別で、コスチュームを着て入場するという話も今お聞きしましたので、僕は16歳のときにメキシコに
ひとりで渡りまして、そのとき1カ月間ドス・カラスさんにプロレスを教えていただいた時期があったんですけど、やっぱり僕の夢とし
ては一度ドス・カラスさんと一緒にコスチューム姿で入場したいなっていうのがありますね。時空を超えてみなさんに見ていただきたい
なと、そういう思いはあります」
ー来年の両国大会の中での兼ね合いは?ー
神長会長「あくまでも主体はZERO1の20周年大会ということになりますけど、親会社の企画が子会社に参画するような形でやりたい
なとは思ってます。あくまでもZERO1の20周年というものを冠として、我々がその第一弾として、PREMIUMイベントというものを
成功させたいと思います。
ー年に何度開催といった予定は?ー
これはできるだけ多くの方に賛同していただきながら、回数を多くしていきたいなとは思いますが、まだまだコロナ禍の中でイベント
がどのように開催できるか、集客がどれくらいできるかも含めて不明確な点が非常に多くございますので。たくさんみなさんに楽しん
でいただきたいという気持ちはあれども、どこまでできるかということについてはまだ不確定要素が残っております。」
ーパフォーマンスの内容については?ー
工藤GM「あくまでも試合とは謳えないですね。パフォーマンスという部分にこだわっていますので。ただ、それ以外にもきちんと
したPREMIUMマッチとしてアジャコング&X&藤本つかさvs堀田祐美子&大向美智子&Sareeeということで、レジェンド、現在、
未来というものをキッチリと試合で見せてくれるカードというものもあります。あくまでもそれ以外の部分ではパフォーマンスという
部分にこだわって、今までにない形での勝負のつけ方をしていきたいなと思ってます。
ー試合以外の何かしらで対決するという認識でいいか?ー
そうですね。あとはやっぱり、引退した選手にとってコスチュームは2度と着るものではないと思っていたので。それが実際に袖を通し
てリングシューズを履くということは私にとっては特別な思いなので。その時点では私にとってもPREMIUMなステージになるので、
そういった部分を最大限にアピールしていければと思います。まだ発表されていない追加選手もおりますので、楽しみにして
いただければと。
ー関本とのタッグについては?ー
CIMA「最近大日本プロレスさんにも、#STRONGHEARTSで参戦させていただいているんですが、ホントに大日本プロレスには超人的
なレスラーが多いなと思ってますけど、その中でも特別に頑丈ですよ。炎武連夢の攻撃はハードだと思うんですけど、たぶん関本さん
だったら全部弾き飛ばしてくれるんじゃないかなと思いますね。そこを僕はうまいこと機動力で引っ掻き回したいなと思います。
僕らは初タッグで、名タッグの炎武連夢と対戦することになるんですけど、初タッグだからこそできることを、今のプロレスで表現
したいなと思います」
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