試合前、代表の臼井氏より11/3に栃木県庁前の広場にて年内最終のビッグマッチを開催することが発表された。もちろん観戦無料。

そして、特別ゲスト選手としてドラゴン藤波辰爾選手の参戦が同じく発表された！

第1試合　シングルマッチ30分1本勝負

○馬場拓海（9分41秒　顔面へのキック→体固め）永尾颯樹×

定期戦の幕開けは、馬場と永尾のフレッシュな対決からスタート。

褐色の永尾のチョップで、馬場の白い肌が、みるみると赤く染まっていく。

猛攻を、全てエルボーで返す永尾に、強烈なサッカーキックを容赦なく打ち込む馬場。

最後も顔面がズレるほどの横蹴りで決着。

馬場コメント「永尾とのシングルは初めてだったけど、エルボーもドロップキックも強烈でめっちゃ効いた。

トチプロの第1試合をトチプロでいちばん若い2人で出来て良かったと思います。これからもっと栃木を僕たちの試合で熱く盛り上げていきたいと思います！」

永尾コメント「馬場さんとはシングル初対決でした、ここ最近負けが続いているので今日こそはと思いましたが負けてしまいました。

まだシングルで戦ったことの無い選手も沢山いるのでもっとバチバチにやりあって栃プロのリングで自分を磨いていきたいと思います。」

第2試合　シングルマッチ30分1本勝負

○太嘉文（10分42秒　変形ワキ固め）松永準也×

先日の大会で、佐藤嗣崇のアシスト付きとはいえ、先輩・永尾から初ピンフォール勝ちを納めた松永。

次ぎなる目標と、太嘉文狩りを狙う松永と、『来るなら来い！』と、その壁となる太嘉文。

7分を超えるサブミッション地獄で、まさに『レスリング』の神髄をみせた太嘉文は、松永を寄せ付けず貫禄勝ち！門番の面目を保った。

太嘉文コメント「様々なプロレスの姿形、十人十色あるなか自分の形をここから作っていくのもありなんじゃないかと。栃木プロレスのこれからの明かりが今日少し見えた。これからもっと先しばらくして今日のことを振り返れる日が来ることを願って」

松永コメント「デビュー戦以来の試合で、とても楽しみにしていました。この負けを次に活かすためにも、自分の土台でもあるレスリングを磨いていきます。」

第3試合　タッグマッチ30分1本勝負

○北村彰基＆香取貴大（18分52秒ジャーマンスープレックスホールド）井坂レオ＆日力源太×

栃木プロレスの新人と、イーグル、マーベラスの混成タッグ対決！

井坂と香取の『栃木ライバル物語』と、北村、日力の『栃木プロレスの覚悟』が交差。

それぞれのパートナーへの対抗心もあり、4ＷＡＹの様な、意識で全員が闘っている。

井坂は場外へのケブラーダ。香取は音速スピードファイト。北村はダイナミック！

そして、今日、一番目立ったのは、日力！

得意の顔面ドロップキック！捲き投げなど、基本中の基本で攻める。

最後も、耐えに耐えた日力を、北村が容赦ない流星キックからのジャーマンスープレックスで終了。

定期戦のラストを華々しく飾った！

北村コメント「3月にデビューした日力も、今日試合をしてみたら、タッグで井坂選手のアシストがあったとはいえ、

粘り強さが出てきているなと感じました。

香取選手、井坂選手とは、組んでも戦っても得られるものはあるので、これからも参戦して欲しいし、一緒に栃木を盛り上げていきたいと思いました。

先日道場ができました。

練習ができる環境を作って下さった臼井伸太郎代表をはじめ、建設に携わって頂いた方々に感謝の気持ちを忘れずに、

栃木からプロレスを通して『元気』と『勇気』を発信していきたいです。

栃木プロレスのリングは、夢を持ったレスラーが集まる場所だと思っています。定期戦と謳われているけれど、試合内容はどこの団体にも負けたくない。

全力でぶつかるからこそお客様に感動を与えられるんだと言う気持ちを込めて、1試合、1試合戦っていきたいと思います。」

日力コメント「井坂さんとの初タッグ負けてしまったけど、もっと一緒組んでやりたいし対角に立ってシングルでもやり合いたいなと思いました。そして栃木をプロレスで盛り上げる為にも自分自身レベルアップしていきたいと思います。」

井坂コメント「栃木プロレス。若い俺たちで栃木でプロレスを盛り上げる。

その気持ちは今日リングに上がった全員が持ってると思う。俺も心の底から思ってます！

栃木のプロスポーツ。8番目ではなく！栃木といえばプロレス！栃木にいたら楽しく、激しいプロレスが見れるんだよ!って自慢されるようになりたいですね!今日はそんな俺たちの青春の始まりです！ありがとうございました！」

次回は10/16　宇都宮オリオンスクエア「DREAM2」こうご期待！