10/16 栃木プロレス 定期戦 『DREAM2』 オリオンスクエア大会試合結果


試合前、代表の臼井氏より地元・栃木テレビにてレギュラー番組の放送が決定したこと発表された。

初回放送はクリスマス~年末のタイミングに1時間枠で放送される。


◆栃木プロレス定期船「DREAM2」

10月16日(土)16時30分試合開始

栃木・宇都宮オリオンスクエア


★第1試合 シングルマッチ15分1本勝負

○松永準也(10分59秒 バックドロップ→体固め)日力源太×



第1試合は3/11同日デビューの同期対決数え唄。

勝率的には圧倒的な松永に対し、いつ何時でも足をすくってやる!という挑戦的立場の日力。

風林火山タッグトーナメントで準決勝に駒を進めている松永はここで、勢いをつけたいところ。

ベーシカルなレスリングの攻防から徐々にお互いの意地がヒートアップ。

同期なだけにお互いの3手先、4手先を伺いながら松永が優位。

「どうしたそんなもんか!」とロープ際に倒れこむ日力の顔面を踏みつけた。

ここで日力の怒りが爆発!ゾンビの様に起き上がってくると無言で松永を殴りつける。

何度も何度もカウント2.9の攻防を続ける中、これ以上ないバックドロップで完全ピン。磐石の強さを見せつけた。







松永コメント「同期対決、これで何回目かわからないけど、何度でも返り討ちにしてやります!絶対負けません!」



日力源太 コメント「くそっ、また松永に負けた。これで3連敗か…同期に負けるのは悔しい。

これから先、何回もやる事になると思うから、絶対今度はやり返してみせる!」



★第2試合 シングルマッチ30分1本勝負

〇井坂レオ(10分11秒 シューティング・スタープレス→体固め)馬場拓海×



第2試合はジュニア2冠を持つ阿部のベルトへ強気、奪回の心を持つ馬場。

所属ではないものの9/19後楽園では試合後に同じくリングサイドに現れた井坂。

天下一以降マーベラス所属ながらゼロワンのジュニアに井坂あり!と、確固たるポジションを築いた。

ハイフライ&ハイスピードだけではなく、打撃でもお互いを追い込み、一進一退の攻防。

最後は井坂がシューティングスターで完全勝利も追い込まれるシーンが何度もあり、馬場が勝ってもおかしくない熱戦であった。





馬場拓海 コメント

「井坂レオ強かったです。ギリギリだった、本当にあと少しだった。今日は負けたけど、次は僕が勝つ自信がある。

それくらいの勝機が僕には見えた、あとはそれを掴むだけ。あと一歩!あと一歩だ!

そのための努力を次までに積み重ねて行きたいと思います。」




第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

○北村彰基&太嘉文(20分33秒ジャーマンスープレックスホールド)佐藤嗣崇&永尾颯樹×




メインイベントは大谷不在のホットジャパン、永尾&佐藤vs風林火山準決勝に駒を進めた北村&太嘉文。

ゼロワン2022年4月10日の両国へ向け一致団結を図った後の初の栃木プロレスイベントだけに、4人とも気合が入る。

先発は永尾、太嘉文。孤高のサブミッションマスターの太嘉文のバックグラウンドであるサブミッションにしっかりついていく成長を見せる永尾。

ゲストである佐藤に敵意剥き出しで走り込んだ北村。また、日頃大人しいスタートの太嘉文、佐藤もこれに誘発されたか、トップギアでぶつかる。

光ったのは永尾。14日の激突ではストロングヘビー級チャンピオンの野村の額をかち割る、ケンカファイトが今宵も炸裂。

業界を唸らす噂の殺人エルボーは火を吹く。

しかし、エース北村はそれすらすべて受け入れる懐の広さをみせ、北村太嘉文ペース。ホットジャパンとして、ただでは帰れない佐藤も奮起し満員のギャラリーが大喝采に!

最後は耐えに耐えた永尾を見事なまでの原爆固めで完全勝利。20分を超える激闘に終止符を打った。



北村彰基試合後マイク

「本日はご来場誠にありがとうございます。

僕ら栃木プロレス、コロナ明けには県内小学校や中学校、駅前やショッピングモール、そしてオリオンスクエアのような商店街でもプロレスで皆さんに元気を与えさせて頂きたいと思います。

そして、僕らには7番目の選手がいます。

星野良。

今、星野は右膝の大怪我で昨日手術がおわりました。長いリハビリ生活になると思いますが、あいつが帰ってくるその日までこのリングを、守り続けるので、星野!安心してね治して帰ってこい。どんなSNSでもいいからあいつにメッセージを送ってください!」




北村彰基 コメント

「勝った!勝ったぞ!

これで、北村太嘉文(タッグチーム名)の勢いはさらに付いたんじゃないかな!永尾の勝ちへの執念は凄かった!

決して器用じゃなくても、不器用でもエルボーを武器に、かかってくる姿勢はまさにZERO1かもしれない。

けど、ここで簡単に勝たせる訳にはいかないのが俺たち先輩の意地でもある。先日星野が手術を終えて復帰に向かって頑張ってる所。

俺たちも負けてられないよな。俺たちにできるのはプロレス!

プロレスを通して星野にエールを送るのが1番彼に刺激になると勝手ながらに思ってるから。

それにしても、永尾の頭は石頭か!?流星キック打ってずっと足が痛い!

俺の右足に永尾のアイデンティティーをしっかり感じました。

次は11月3日県庁前!

そろそろカードが発表されるだろ…楽しみでしかない!」



太嘉文 コメント

「"試合が終わって気づけばリング上は20代4人でのメイン、周りを見れば少しずつ見る人も増えて来ていた。

可能性をまた感じたかも。」


永尾颯樹 コメント

「風林火山を勝ち上がっているタッグからチームホットジャパンで勝ちたかったですが負けてしまいました。

大谷さんがいない今、俺たちがホットジャパンとして勝たなければと思っていましたが力及ばなかったです。

でも今日行われたどの試合の誰よりも俺が1番勢いがあったと自分自身思っています。この勢いのまま次は必ず勝ちます!」


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