主催者なのに人望ゼロ?出席者の日高愛に包まれた「日高祭20」前々日記者会見③

▼タッグマッチ(30分1本勝負)

日高郁人&藤田ミノルvs丸藤正道&ディック東郷

丸藤「プロレスリングNOAHの丸藤正道です。よろしくお願いします。対戦相手ということなんですけど、20周年おめでとうございます。この記念すべき大会に対戦相手として選んでいただいて非常に光栄に思いますし、ボク日高さんと言えば、実はボクは愛着と深い思い入れがありまして。日高さんと言えば必ずボク、サバの味噌煮定食かチキン南蛮を食べるんですね、日高さんのところでは。近所にあるんですよ、日高屋が。だから日高って言葉にはすごく思い入れがあります。なかなか肌を合わせるのが久しぶりということなので、ボクもどう対策を練ろうかなと 思いましたら、ここにいる阿部選手がストロベリージャムという技をボクに伝授してくれるということなので。ボクは結構ですと言ってるんですけど、ちょっとひとまず渋谷に来てくださいと。でも、ボクちょっとそんな時間はないんで、すいません、それは申し訳ないです。本当に試合当日は全力で日高選手と試合をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」


日高「対戦相手は隣にいます丸藤選手と、今日はいませんがディック東郷選手を希望させていただきました。東郷選手は昨日、このイサミ選手の団体、BASARAでタッグを結成したんですけど、まあ引退前より強いような、そういう力強さを感じました。そしてこの隣の丸藤選手、以前対戦したのがもう何年も前になると思うのですが、そ の時よりもすごく大きく、人間的に大きく見えます。そういう理由もあって対戦したいと思いました。藤田ミノルの方が柔整師の国家試験で3カ月、試合を休んでたんですけど、もともと試合に向けて練習に打ち込むとか、調整するとか、そういうタイプではないので、3カ月休んでても変わりはありません。藤田ミノルとの相方タッグで、全力で戦って結果を残したいと思います」

〈藤田ミノル=書面にて〉

「対戦相手のディック東郷選手、丸藤正道選手とはそれぞれ思い入れがある選手で、正直言うと、試合も3カ月離れてました し、および腰ではありますが、リングに上がれば、きっと絶対に勝ちたくなると思うので、日高せんぱいの力を借りて勝ちにいきたいと思います。そしてパートナーのヒダカさん、あけましておめでとうございます。ファンの皆様、イクヒト氏はきっとこの節目に寿引退を考えてると思うので、試合が終わった瞬間に『辞めないで』コールを冷ややかによろしくお願いいたします!」

〈ディック東郷=書面にて〉

「日高は言うまでもなく実力者です。今までタッグパートナーとして、時には闘いながら間近で力をつけていくのを見て来ました。パートナーとしては頼もしいですが、敵に回したら一筋縄ではいかないでしょう。まして、藤田とのタッグはタッグチームとしても完成されています。 ただ個々の力では劣っているとは思いません。今回、丸藤選手とは初タッグです。どんな科学反応を起こすのか今から楽しみです」


▼日高郁人20人がけ戦(各1分)

〈出場選手〉大谷晋二郎、田中将斗、佐藤耕平、菅原拓也、豊田真奈美、宮本裕向、木髙イサミ、フジタ“Jr”ハヤト、バラモンシュウ、バラモンケイ、伊藤崇文、藤田ミノル、池田大輔、モハメドヨネ、アレクサンダー大塚、鈴木秀樹、葛西純、原学、吉田くん(鷹の爪団)他

 〈大谷晋二郎=書面にて〉

「日高郁人選手、プロレス人生20周年おめでとうございます。この20年の中で日高郁人が経験した嬉しいこと悔しいこと、そして感動したことすべてに意味があることだったと心から思えるプロレス人生をこれから歩んでいかれるとボクは信じています。これからも、その一瞬一瞬を大切に生きるプロレスラー日高郁人であってください。20周年記念試合では遠慮なく叩き潰させていただきます」

〈池田大輔=書面にて〉

「思い起こせば20年前。あれは確か、私が海外遠征帰りで越谷のバトラーツ道場へ行ったときのこと。あなたはもうすでに入門していましたね。ツルツル坊主で新弟子生活をしているあなたをご近所の方々が『マルコメちゃん』と呼んでい ましたね。昨日のことのように思い出します。それから選手としてデビューしました。髪も伸び、ピンクに染め、ピンクのタイツを履き、『マッハ日高』として活躍しました。その後あなたはその名前に飽きたのか『日高.com』なんて奇妙な名前でリングに上がったり、『イナズマ日高』などと名前を色々と変え、最後には、皆様もご存知の通り、フンドシを締め、本名でご活躍されています。今回、そんな記念大会にオファーをいただき、感謝感激申し上げます。日高郁人選手、20周年おめでとうございます」日高「これは間違いなく田中純二と間違えてますね…」


記者から出席者全員に日高との思い出など、印象に残ってるエピソード」は何か?と質問が出ました。

木髙「日高さんとの楽しかった思い出っていうのはないんですけど。」

日高「おい! あるだろ、なにか!」

木髙「ないっすね。ないんですけど、それなりにいい先輩として付き合ってくださってるんで、恩返しをしたいなーって思うのと、20人がけで日高さんと対戦もできるっていうことで、最後は綺麗にボクが勝ってこの大会、そして日高郁人のプロレス人生というものがきれいに終われることを願っています。」

日高「願わなくていいわ。終わらないから。」

曙「自分の(日高の)印象が一番強いのは初めて出た火祭りですね。こ んな小っちゃい人でも熱いプロレスができるんだなって。マジメに思いました。で、さっき言ったように記念すべき大会に呼んでいただいて本当に光栄だし、相撲では自分は横綱になってるかもしれないけど、まだプロレスでは12年目なんで。まだまだ全然大先輩として尊敬しています。」

丸藤「思い出…中野に日高選手のお店があるんですけども…。」

木髙「ホカクドウですか?」

丸藤「そうですね。2回行ったんですけど、2回とも閉まってました。以上です。」

ヨネ「自分が行った時は開いてましたね。ラッキーってことですかね?」

木髙「ラッキーです。たまたまです。人を選ぶ。週イチくらいしかやってないんで。」

ヨネ「週イチで儲かるならいいですね。」

田中「16、17年くらい前にECWで、海外で一緒になった時があったんですけど、その時はほとんど初めてっていうぐらいの一緒に過ごす時だったんで、その時、スポーツオーソリティーに一緒に買い物に行って、ウエイトのグローブがほしいって言ったので、ボクがプレゼントしたんですよ。そのあと彼が日本に帰りまして、国際電話で電話がかかってきて何を言うのかなと思ったら「あっ、田中さん、ボク、田中さんに買ってもら ったグローブ、その辺に忘れてないですかね」って言うんで、「いや、ないよ」って言ったら、「あっ、そうですか」って言って国際電話を切られたんですよ。人がせっかくプレゼントしたものを簡単になくして国際電話までかけてきて…そういうような人間です。」

阿部「自分は本当に小6くらいからバトラーツが好きで、そこから相棒タッグ(日高と澤のタッグ)とか見ていましたし、そうやって見ていた人の団体の興行に呼んでいただけるというのは本当にうれしいことですし、まだ思い出がないのでこの大会が終わったあとに、日高さんにストロベリージャムに連れて行ってもらって、思い出を作れればなと思います。」

鈴木「日高さんは…ボ クもさっき言ってしまったんでアレですけど、可もなく不可もない。すごい怖いわけでもないですし、まあちょうどい先輩かなと思います。」

伊藤「いまさら言うのも何なんですけど、高校を卒業して栗栖ジムで会いまして、日高の20周年の大会に出て一緒のリングで闘えるっていう中で、思い出っていうか、それくらいの仲です。」

菅原「日高とは十何年になるんですけど、正直仲良くないんで思い出とかはないです。」

ハヤト「日高さんはとにかく優しい人で…。(一同 おおー!(と驚く)20人がけで当たるのでおもいきり顔面を蹴 りたいなと思ってます。」

曙「笹崎さんは? みんなでしょ。」

笹崎「試合を裁いたくらいで特に思い出はないです。」

木髙「よくこの興行やろうと思いましたね。人望ゼロじゃないですか(笑)。」

日高「人望ゼロですね、本当に。まあみなさんがこんなこと言って、ボクおもしろいこと特に言えないんで…がんばります。みなさん15日はマジメにお願いします。よろしくお願いします。


(このあと記念撮影へ。準備中に横山が登場し、なぜか丸藤や曙にメンチを切りながら「オマエら日高の20周年、『日高祭20』、盛り上げるぞ。わかったのか、コラッ」とだけ言い残して立 ち去る)


 

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