5月８日11時30分より、都内ZERO1道場において5/12名古屋大会に関する記者会見が行われました

５月12日（金）愛知・名古屋市露橋スポーツセンターで開催される大会では当初、曙選手がボブ・サップ選手と対戦する予定でした。

しかし曙選手の体調不良により、今大会を欠場する事となりました。

この為、曙vsボブ・サップ戦が消滅。一時は開催が危ぶまれる事態となりました。

このピンチに手を挙げたのが爆破王の大仁田厚選手。過去に実現直前で流れたことのある、ボブ・サップ選手との電流爆破マッチ

での対戦を要求しました。

これを受け、ZERO1がサップ側と対応を協議して、電流爆破マッチ（時間無制限１本勝負）「大仁田厚＆将軍岡本＆アジャ・コング　vs　サップ＆TARU＆ジャガー横田」が発表されました。

この日の会見には各チームを代表し、大仁田選手、サップ選手が会見に登場。

それぞれコメントを出しましたが、サップ選手はまだ爆破マッチを行う事に納得がいってない様子。

大仁田「ボブ・サップ選手を電流爆破の中に入れるというのは長年の夢で、昔一回ＴＢＳの猪木ボンバイエで消滅した大仁田vsボブ・サップの試合を実現できるということで。曙選手が負傷したことはとても悲しいことなんですけど、代打として手を挙げるのは当然のことで、ボクの夢としてあのボブ・サップを電流爆破の中に入れるのはある種、夢でした。格闘技でも名を馳せ、プロレスラーとしても一流の男ですから。ボクは今回ハッキリ言ってエージェントを通してボブ・サップから電流爆破の中に入るということをまだ承諾を得てないもんですから。今回、ボブ・サップがここに来たらオレが自ら電流爆破を見せて、承諾を得ようと思ってます。オッキー、もう来てるの？」

（ボブ・サップが現れる）

サップ「ハードコアマッチはもちろん経験したことはない。なぜ電流爆破マッチなんだ？」

大仁田選手が英語で「音楽にもロックもポップスもジャズもあるように、プロレスも色々なスタイルが

あるだろう？その一つがこの爆破マッチだ。」などと説明した後、リング上で実際に爆破バットを見せることになりました。

リング上のサンドバッグに、試合で使用する電流爆破バットをフルスイング！

爆音と共にサンドバッグを押さえていたパンディータ選手も吹っ飛ぶほどの威力を見せつけました。

大仁田選手が怖いのか？などと挑発すると、最初は初めて見る爆破バットに驚いていたサップ選手も爆破マッチでの対戦を受託。

5/12名古屋での、電流爆破マッチが正式決定となりました。

大仁田「ごたごたルール問題で二転三転したみたいですけど、今回、これも見せるしかないなと思って。賛否両論あるかもしれないけど、オレはオレの生き方しかできない男だし、不器用かもしれねえけど、それしかできないわけだから。まあボブ・サップを上げるという夢がこれで実現したという。」
――当然上げるだけじゃなく爆破バットのエジキに。
「そりゃそうですよ。やっぱり曙選手がやりたかったことですから、再戦を。その夢を引き継いでるわけですから、やっぱり爆破で沈めるというボブ・サップを。あんまりいうとビビるからさ（笑）」
――ベルトにも興味を示していたようですが。
「これは８月５日にアメリカ行くんですけど、このベルトには興味を持ってもらってて。初めて見た、こんなオリエンタルチックなベルトはっていう。まあ非常にアメリカ人も興味があるみたいで。ボブ・サップとは直接、さっきの会見でしか話してないですけど、サイモンさんが言ってましたけど、アメリカでも電流爆破が来るという、大仁田厚が来るというのが話題になってるみたいで。そういった部分では、やっぱりある種、最強だったボブ・サップを電流爆破のリングにあげるということはひとつの歴史じゃないかなと思ってます。それイコール、曙さんの無念さをバットに込めて一発食らわせたいなと。そういうことです。」

サップ
――爆破を初めて目の前で見た感想は？
「あれはトレーニングできるようなものじゃないですよね。練習してあれを受けられるとか、練習してあれに耐えられるというような状況ではない。初めてのものを見させてもらいました。初めてのチャンレンジだと思いますし、できたら生きて自分の体のすべての部分を残したまま生きて出れるように何とかがんばっていきたいと思います。出るからには勝ちたい。」
――大仁田さんは何度もビビってるんじゃないかっておっしゃってましたけど、実際に爆破を目の当たりにして恐怖心みたいなものは？
「もちろん不安な部分はあるが、オレはビースト。誰の挑戦でも受けてやる。」
――大仁田厚というレスラーに対してはどういう印象を持ってる？
「グレートで素晴らしいレスラーだと思いますが、でもリングでああやって爆破とかそういう部分でやってきた人に対してはクレイジーでパンチドランカー以上のクレイジーな部分があるんじゃないか。」
――爆破バットで葬ると言っていたが。サップ選手はどういう形で仕留める？
「自分のホームに、格闘技の世界に連れ込みたいというのはありますが、今回は彼のホームで闘いますんで、なんとか彼のホームでがんばってやるしかない。」
――チャンスがあればバットを使う？
「もちろん使いたいです。それは約束したいです。」

5月12日（金）試合開始18時30分（開場17時30分）

愛知県・名古屋市露橋スポーツセンター

料金　VIP席（最前列）20,000円（当日21,000円）　特別リングサイド席（2列目～3列目）15,000円（当日16,000円）

　　　指定席　8,000円（当日9,000円）　自由席（限定・立ち見）4,000円（当日5,000円）※小学生以下無料

【対戦カード】

1．タッグマッチ20分1本勝負

日高郁人&ショーン・ギネス　vs　菅原拓也&鈴木鼓太郎

2．シングルマッチ20分1本勝負

ハートリー・ジャクソン　vs　柴山貴哉

3．「ZERO1vs魔世軍」タッグマッチ20分1本勝負

横山佳和&クリス・オンドーフ　vs　魔世軍X&魔世軍XX

4. NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合　タッグマッチ30分1本勝負

（王者組）金本浩二&田中稔　vs　（挑戦者組）大谷晋二郎&高岩竜一

5．シングルマッチ30分1本勝負

小幡優作　vs　関本大介

6．タッグマッチ30分1本勝負

佐藤耕平＆鈴木秀樹　vs　田中将斗&ジェームス・ライディーン

7．電流爆破デスマッチ　6人タッグマッチ時間無制限1本勝負

大仁田厚&アジャコング&将軍岡本　vs　ボブ・サップ&TARU&ジャガー横田