高岩がIGFにプロレスを教える!田中が、火祭り出場一番乗り。 5/22会見①
5月22日(月)に都内ZERO1道場で5/21後楽園大会一夜明け会見が開かれました。
初めに高岩竜一選手が惜しくも敗れた前日のライトタッグ選手権を振り返るとともに、休憩明けに乱入したNEW奥田啓介選手と、中井光義選手についてコメントを出しました。
高岩「昨日のホールではライトタッグ初防衛戦だったにもかかわらず負けてしまいましたが、まだまだね。これから大谷とタッグを取り返したり、やっていきたいんで、そこはそことしてがんばっていきたいと思います。」
――休憩明けに奥田選手、中井選手が乱入し、ゼロワンジュニアへの挑発、さらに大谷選手の名前を出したところに高岩選手が現れた。
高岩「なんか来ましたね。大谷大谷って言ってたんで、そんないきなりね、社長が出てくるまでもない。ボクが出てきて、まあ奥田は知ってましたけど、実際。中井はゆでたまごの息子さん? とにかく彼ら、やりたいんでしょうね、試合。最近NEWは試合数が多くなってきてると思うんですけど、とにかく私がその前の壁になって、高い分厚い壁になって阻止していきたいと。ボクで終わらせたいと。っていう反面、奥田はよくIGFでボクがフリーの時に高円寺の道場でよく練習してたので、よく知ってるんですけど、彼等にも成長してほしいという気持ちも込めて、とにかくボクの胸を貸してやるんでかかってきなさいという感じです。」
――ここは一発で終わらせる?
高岩「一発っていうわけじゃないですけど。一発でやったらね、もったいないというか、ああいうシチュエーションというのは最近なかったんで。厳しさを教えながら。たぶん彼らはまだプロレスを全然わかってないんで。その辺も教えながらいじめたいと思います。」
続いて、昨年の火祭りで敗れた将軍岡本選手を挑戦者に迎えた世界ヘビー級選手権の防衛を果たした、田中将斗選手が登場。
十八番のスライディングDで試合を決めた試合後には、小幡優作選手からの挑戦表明もありました。
7月に開幕する火祭りへの、出場一番乗りも決定。大野オーナーへの不信感も口にしました。
田中「正直、将軍岡本とのタイトルマッチを知ったっていうのがいろんなサイトとか見てて、そこでタイトルマッチ決まったんだって。
チャンピオンに何の連絡もないんか。オーナーが勝手に決めればそれでいいんかっていう、そういう気持ちはすごいあって最初はテンションっていうか上がらなかったけど、試合やってみて将軍岡本には火祭りで去年は負けてるんでね、そのリベンジっていうのもあったし、彼の実力っていうのは認める部分もあったので。試合もやっぱ彼のパワーに苦しめられたところもありましたけど、そこはやっぱりチャンピオンとして負けるわけにはいかなかったので。しかも、そろそろ火祭りという言葉も出てきてるんでね。ここで勝っとけば一番乗りだろうなっていうのもあったので。結局オーナーが認めたことによって一番乗りが決まりました。今年の夏はぶっちゃけオレの年にしてやろうかなと思っています。」
――将軍選手は去年の火祭りでやった時と何か違いみたいなものは?
田中「やっぱウチのリングで馴染んでっていう言い方はおかしいかもしれないですけど、いろんな選手と当たることによってうまさは増してきてますね。やっぱレスリングでいってやろうかと思うと対抗してきたんで。火祭りで闘った時点ではパワーで勝負しようという気持ちが強かったと思うんですけど、そういうのに対応できるようになってきたので、また今後闘うことによっては強敵な相手になるんじゃないかなと思います」
――ベルトに関して今後考えていることは?
田中「昨日試合後に小幡が挑戦表明みたいにしてましたけど、今回のこともそうですけど、ボクは本当にデビューした当時からターザン後藤さんに組まれたカードは文句言わずにやれって言われてて、それはそれでずっと守ってきたし、組まれたらやりますけど、ぶっちゃけ今の小幡じゃボクには勝てないですよね。火祭り、風林火山、結果を出した上でそこからというときに失速して。たまたま昨日ベルトを取ったかもしれんけど、それはタッグであって、やっぱタッグとシングルは違うし、試合を見ててもKAIのコーナーから飛んでくるヤツがありながらの勝利だったと思うんで。オレから言わせたらあんなもんごっつぁんフォールですよ。組まれればやってもいいけど、こっちからやってやるよっていう気にはまだなれないですね。」
――いちばんダメなところはどこ?
田中「それをボクが言うんじゃなくて、本人が気づかないといけないところなんじゃないですかね。」
――いつまで経っても変わらない?
田中「去年のうちに、風林火山を取った中でも、そこでやっぱりもっと結果、そこを取っておけば違ったと思うんですけど、やっぱそのタイトルマッチに敗れたことによって勢いに乗れなかったというか、そこでつまづくのと、そこでベルトを取るのではまた全然やっぱり勢いが違うと思うし、お客さんの見る目も違ってくると思うんですよ。だから昨日見てたらやっぱ耕平&鈴木に立ち向かっていった若手みたいな感じでしかボクには見えなかったので。途中、鈴木秀樹が馬乗りになってグーパンチみたいのをやってたのを見たので、それはオマエがやれよって。オマエがあれだけやられてるんだったらオマエが馬乗りになってでもパンチでもグーでも反則でもなんでもええかえらやり返せばいいんじゃないって、ボクはそういう気持ちでしか見てなかったので。まあそれが足りない部分って言えば足りない部分かもしれないですね。お客さんもあーあと思って、そこで小幡いけよみたいな感じに。なんでいかないの?って思わせられるのがたぶんダメなところですよ。そこでなんでいかないの?っていうか。それは自分で気づかなきゃいけないんじゃないですか。」
――あとは火祭りに関してですが、チャンピオンとして出場を?
田中「もちろん、まあまだ来月もあるからそこでオーナーがどういう判断をくだすかわからないし。でもボクはベルトを持ったまま火祭りに上がるつもりなんで。ボクが一番乗りで決まって、昨日もスーパータイガーも名乗り出てきてね。あの時点でメインの試合をどっかで見てたかもしれないし、その中の試合を見てながら、ああいう行動を示すっていうことはすごい勇気がいることだと思うし、推薦されてきたわけじゃなく、自分の気持ちで来たっていうのは、ボクはすごく評価したいと思いますね。まあまだはっきり決まってないですけど、ボクの中ではああいう行動を起こせる人間っていうのは熱い人間しかいないと思うので、熱い火祭りにはピッタリなんじゃないかなと。」
――じゃあやはりそういう選手にどんどん名乗り出てほしいと。
田中「そうですね。やっぱ熱い者集まれって中で始まったものですから、やっぱ熱い気持ちを持った人間、熱い試合をできる人間、この過酷なリーグを乗り切れる人間がくれば。こっちは体はキツイかもしれないですけど、やる意味っていうかやる気が出てくるし、年が若かったら、そんな若いヤツには負けられないっていう闘争心も湧いてくるし。その中でボクが一番熱ければいいわけですから。」
――そういう意味ではまだ小幡選手あたりは出場資格もちょっとないような感じで…。
田中「誰がどう判断するのかわからないけど、タッグチャンピオンのベルトを持ってるから、はいどうぞとか。確かに去年の火祭り優勝者だから出る権利はあるかないかって言ったらそりゃあるかもしれないけど、それ以降、風林火山以降の活躍から見たら、それはどうかなと思う点もあるだろうし、それは実行委員会うんぬん、そういうのが判断すればいいことであって、火祭りに関してはボクが決めることじゃない。ただベルトに挑戦してくるんだったら今はどうかなっていう疑問の方がボクは強いかな。」
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