田中が火祭り制覇の喜びと、8/31後楽園vs拳王との世界ヘビー防衛戦に向けてコメント。7/31火祭り一夜明け会見①
7月31日(月)13時より都内ZERO1道場で、7/30「火祭り2017」後楽園大会の一夜明け会見が行われました。
最初に小幡優作選手との決勝戦に勝利して、歴代最多5回目の優勝を成し遂げた田中将斗選手が登場して、5年振りの火祭り優勝の喜びと、試合後に決まった拳王選手との世界ヘビー級選手権に対してコメントを出しました。
田中「昨日もリング上で言いましたけど、1リーグ10人で試合数も多く、過酷な火祭りだったんですけど。
全勝で優勝すると言ってたけど、点数が伸び悩んだ時もありましたけど決勝に行き、優勝もできて今は本当にホッとしてます。
大谷晋二郎がいない火祭りは初だったんですけど、大谷がいなくて熱さはどうかとか、そういう言葉もボクの耳に入ってきました。
そういうことは問題なく、本当に参加していただいたみんなの熱っていうのをすごく感じて。
後楽園ホール、小幡のすごさ初めてですね、小幡の怖さっていうのをリング上で感じたっていうのは。
結果としてボクが勝ちましたけども、本当に次やったらどうなるかわからないなっていう、
そういう気持ちにさせられたのも今回の決勝のリングが初めてだったので。
その小幡を退けて優勝したってことは大きい価値がある優勝かなと思います」
――反響などはどうですか、一夜明けて。
田中「やっぱりSNSとか見ても、小幡もすごかった、田中もすごかったっていうのはすごく目についたので、
そういう見に来ていただいた人がそういうのを書いてくれてボクが目にするっていうのはすごく嬉しかったし。
昨日は祝勝会を開いていただいたり、いろんなことがあったので、優勝できてよかったなと。」
――闘い終えてダメージなどは?
田中「昨日のダメージというか、シリーズ中少し首の調子がおかしくなったりしたんですけど、
決勝のリングに上がる前は完全体の田中将斗でリングに上がれたので。
それでまた試合を終えて今日一日起きてみたら、また完全体になってたので朝からトレーニングして、
もう今日から来年の火祭りに向けても動き出してるし、バッチリです」
――今回の火祭りで一番の原動力になったのはどの部分ですか?
田中「チャンピオンとして臨むっていうのと、本当に今回初出場の人間がいっぱいたし、若い人間がいたんで。
若い人間に飲みこまれてなるものかっていう。年配者の部類に入りますけど、まだボクは肉体的には年配だとは感じてないので、
やっぱり若い者には負けたくないっていう、そういうのも原動力のひとつだったと思います」
――初出場の方が多かったですが、印象に残った選手などは?
田中「初出場で初対決の人が多かったので。稲葉は前にレッスルワンで闘ってますけど、その頃からはずいぶん実力もつけてきたし。
拳王とは大阪の目の肥えたファンの人たちの前で、あれほどの盛り上がりを見せれたっていうのもあるし。
宮本裕向とは、30分という時間で決めきれなかったっていう悔しさもありますけど。
スーパー・タイガーは、ボクがプロレスに興味を示したタイガーマスクさんの一番弟子なので、すごく楽しみにしていた一戦だったし。
LEONAは初対決ですけども、基礎的な部分はすごくいいものを持ってるし、体も大きくなってきてるんで、これが今の大きくした体を
またちょっと絞ったら藤波さんの若い時のようなマッチョドラゴンのようなカッコいい体になるんじゃないかと思います。
これだけ強いヤツがまだいるんだなっていうのも感じたし。本当に火祭りを通じていろんなものを感じられるシリーズでしたね」
――そんな中で試合後、拳王選手が来たわけですが。
田中「今、来るの?とは思いましたけど、田中将斗の首を狙うって言ってたので。
大阪でああいうような試合ができたので、東京のファンの人たちの前でも見せたいなっていう気持ちもボク的にもあったので、
あのタイミングで来るとは思わなかったですけど、鉄は熱いうちに打てじゃないですけど、
火祭りも終わりましたけど、熱い夏は続くので、この8月の後楽園に持ってくるのは、もう絶好のタイミングじゃないかなと」
※火祭り刀と、勝利者賞でもらった金目鯛を手にポーズ。
続いて拳王選手が登場し、8/31後楽園大会で行われる「世界ヘビー級選手権試合」(王者)田中将斗 vs (挑戦者)拳王の
調印式が行われました。
王者、挑戦者、立会人がそれぞれ調印書に署名しました。
拳王「昨日リング上でこのベルト、きったねえベルトだと言ったけど、今日初めてこのベルトを目にしたよ。
きったねえどころか本当に超きたねえベルトだよな。こんなベルトなんかどうでもいいよ。
オレがほしいのは、オイ、田中将斗、テメエの首だけだ」
田中「おい、これよう見てみい。ピッカピカに光っとるやないか。どこが汚いんだよ。
これはこの前、佐藤耕平が持ってる時に作り直したベルトで、前のプレートもいまピッカピカやぞ。オマエの目は節穴か。
まあこの元気なヤツ、大阪で一回仕留めましたけど、今度東京のファンの皆さんの前でキッチリとカタをつけたいと思います。
ボクがこのベルトを巻いた時っていうのは永田裕志に取られ、川田利明に取られ、ウチの人間じゃない人間に取られることが多かったので、
拳王はウチの人間じゃないので、その点は気をつけなきゃいけないなと思ってますけど、そこは必ず防衛したいと思います」
――拳王選手、そこまで田中選手の首だけにこだわる一番の理由はなんですか?
拳王「オレのタッグパートナー、杉浦貴が認めた男、それが田中将斗だと思うし、オレがプロレスラーとしてさらに大きな存在になるためには
コイツの首を獲ることが、さらにレスラーとして大きくなれると思うし、あまりね、褒めたくはないけど、コイツはもう超一流のレスラーだと思うので、
コイツの首を獲ったらオレもさらにその上を行けるんじゃないかってオレは思うし。コイツの首を本当に大きな獲物だと思ってる」
――昨日火祭り優勝しましたけど、それによってさらに首の価値って上がりましたか?
拳王「田中将斗は数々の栄光を取ってきた人間だとオレは知ってるし、昨日の火祭りも取って、
オレが狙う獲物がさらにオイシイ存在になったなって、昨日もまた再認識した」
――火祭りの公式戦で闘った時の印象をあらためて聞かせてください。
拳王「印象は本当にオレが思ってる印象通りのレスラーだなと思ったし。
あそこでね、やられて、もう発言力はないっていうふうに思ったけど、ここでいかないと次はないなって思ったし。
昨日も、負けときながら、コイツに負けときながら、火祭りも制覇できないながら行くっていうのはね、
オレ自身すごい葛藤っていうのもあったところだけど、やはりそこでいかないと、これだけエラそうに言ってきたオレの価値が下がると思うし。
もうあんな恥ずかしい思いをして挑戦表明したんだから必ずこのきたねえベルトもオレのところに持ってくるし、
コイツの首もオレの手元に持ってきてやろうと思ってます」
――田中さん、だいぶリスペクトする発言もありましたが、いま聞いて。
田中「まさか褒められるとは思ってなかったんで。いろいろ話してましたけど、
簡単に言えば、コイツはすごいヤツだからコイツを倒せばオレの株も上がる。たぶんそれだけを言いたかったと思うんですけど。
あの状況の中でリング上にあがってきたってことはそれだけの自信があるということだと思うので、その辺は勇気があっていいことだなと思いますけども、
また大阪以上、昨日の火祭りの決勝以上の試合を、もしかしたらコイツとだったらできるかもしれへんなっていうのは今感じています。
まだまだタイトルマッチまで日にちがあるんで、今以上、また火祭りの優勝した時以上の進化をして拳王の前に立ち、またこのベルトを必ず防衛します。」
★「プロレスリングZERO1 ドリームシリーズ 真夏の後楽園決戦!」
8月31日(木)試合開始18時30分(開場17時45分)
後楽園ホール
【料金】 VIP席 6,000円(当日6,500円) 指定席 5,000円(当日5,500円) 自由席 3,000円(当日4,000円)
【決定対戦カード】
世界ヘビー級選手権試合 シングルマッチ30分1本勝負
(王者)田中将斗 vs (挑戦者)拳王〔プロレスリング ノア)
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